《JTA ジュニア憲章》
この一球は絶対無二の一球なり、されば身心をあげて一打すべし。
この一球一打に技を磨き体力を鍛え精神力を養うべきなり。この一
打に今の自己を発揮すべし。これを庭球する心という。
福田雅之助
1 テニスに親しむ
心身ともにたくましく育つように、スポーツ心を身につけよう。
2 テニスを楽しむ
全国の仲間とコミュニケーションを図り、テニスの輪を広げよう。
3 テニスを理解する
ルールを理解し、正しいマナーと思いやりの気持ちを養おう。
4 テニスで競う
育成・強化を通じて、お互いに競い合い、理想を追求しよう。
(財) 日本テニス協会は、地域テニス協会、都府県テニス協会や全国の指導者、保護者と連携し、将来の日本を担う子供たちが、健全で活力あるスポーツ活動を行うことを願い、JTAジュニア憲章を制定する。
制定2006年2月2日
《ジュニア選手心得》
私たちは、大好きなテニスの価伯を高め、テニスに関わる自分自身の生活を豊かなものにするため、次のことをジュニア選手の心得とします。
1.生活を通して
★フェアープレイ
試合で培ったフェアーープレイ精神を活かし、家庭や学校などを含めた社会活動においても、ルールを守り、フェアーですがすがしい行動を心がけます。
★ コミュニケーション
コ一トの内外を問わず、知り合えた仲間とのコミュニケーションを図り、テニスの輸、友達の輪を広げるようにします。
★ 自己管理
誇りあるテニスプレーヤーになるために、食事をバランス良く摂り、勉強もおろそかにせず、家庭内や学校生活などでの日常生活を通して、しっかりと自己管理に努めます。
★土台作り
将来、大きく成長するために、オンコートのテニスの練習だけではなく、他のスポーツや体づくりに取り組み、運動能力を高めることにも挑戦します。また、オーバーワークに注意して傷害を防ぐようにします。
2.コートでは
★ 尊敬と感謝
家族、クラブの仲間やコーチはもちろん、試合会場、大会宿舎などでの「テニスに関わるすべての人々」に対して、尊敬と感謝の気持ちをもって接します。そして何よりも、テニスが出来ること-の感謝の気持ちを持ってプレイします。
★ ベストプレイ
どんな状況でも勝利のために、最後までひたむきに全力を尽くす「ベストプレイ」をJL、がけ、たとえ勝っても「相手を思いやり」、また、たとえ負けても「敗戦を誇りある態度」で受け入れ、しっかり相手と握手を交わします。
3.夢を持って
★ 知識を知恵として取り出し工夫を重ね、夢の実現に向かって日々楽しく「挑戦」します。
伸びる選手の条件
選手自ら、考え、行動することで「人間力」を養おう!
1.夢(目標)を特ち続けている
・願望を持ち、その炎を燃やし続ければ、可能性は限りなく広がる。
・未来の自分のあり方は、現在の自分が鍵を握っている。
・夢があれば苦労も苦労でなくなる。(小出義雄監督談)
2.負けず嫌いである
・何でもいい、一番になる(技術、体力、走力、戦略、度胸・・・・・)
・ライバルを探せ、それに負けるな。
・あきらめるな!(他に方法がないか?) 粘れ!(まだ答えは出ていない)
3.考える力「ストーリー・プラン」がある
・うまくなるために何をどうすればいいのか?(疑問)
・知識と情報を集め、いつでも出せるように整理しておく→(知恵)
・PLAN→DO→CHECK (目的→意識→実践意識→確認意識)
4.感じる力「つながり」を理解できる
・学んだことを体で感じて理解する。
・自分に必要なこと(フィジカル、メンタル面)を知る。
・相手が読める→(読むトレーニング=セオリーを熟知しておく)
5.継続する力を持っている
・できないのではなく、やらなかっただけ?
・習慣づける(1日20分は これ をする×一生→習慣)
・自己成長
6.倣慢と謙虚のバランス
・表の倣慢=自信が過信に変わった時(こんなはずじゃ・・・→あせりになる)
・裏の倣慢=わがまま、結果を考えビビる。
・試合では、謙虚さ(恥ずかしさ)を出すな。
7,何事にも感謝の心が持てる
指導者に、両親や兄弟に、チームメイトに、関わるすべての人々に自分の用具に、コートに
そして今、コートに立って練習や試合ができることの喜びに。